明治と大正のキリンビール


今KIRINの「明治のラガー」「大正のラガー」を飲んでいて、ふと思いたったので軽く印象を。何でもブランド誕生120周年を記念した限定醸造なんだそうで、鶴をあしらったレトロなデザイン*1と「SINCE 1888」の表記が末広がりで目出度いです。なお、肴は鰹の叩き・鳥の照り焼き・鯛の昆布締め・芋の煮っ転がし。明治からありそうなものばかりですな。それと、グラスは無濾過シリーズについていた麒麟のエンブレム付きのやつ。これが小ぶりでなかなかいいです。


明治のラガー
 
 
「苦みが効いた重厚で調和のとれた味わい」だそうですが、意外にも現代的な味がします。サラッとして飲みやすい、後味のすっきりしたビールで、苦みが爽やかです。「明治」と言うことで、重厚な濃厚ビールを期待していると当てが外れるかも。


大正のラガー


「苦味にコクと芳醇さが加わった味わい」。苦味は確かにこっちの方がきついです。ただキレがあるというよりは「丸い」味わいですねぇ。芳醇、と言われればそう言う気もしますが。飲みやすさと後味の良さは甲乙付け難い。

 どちらのビールも、「飲みやすい」「後味がいい」のが特徴でしょうか。思うに、香りの良さが全体の印象を引き上げている気がします。黒ビールや「ヱビス」好きには、物足りないビールかもしれませんね。
 以上、軽い感想でした。って言うか、大正のラガーで3本目なんで弱い私としては軽くベロンなんですが味なんてわかるのかしらん? 

*1:明治のラガー。大正は薄グリーンの麒麟さん