初音とみつどんのお料理教室
今週は堅めのエントリーが多かったってゆうか大変だったので、今日は軽め。
砂ズリ(砂肝)と言ったら皆様ご存じ塩で食べる焼き鳥の定番、コリコリシコシコな歯ごたえが身上です。タマネギと甘辛に炒めても美味しいですし、東海林さだおの本にはウスターソースにつけ込む、と言うレシピもあります。試してみましたが、ちょっと洋風で肴になかなかでしたよ。
もっとも、私的には純和風に、こっちのレシピの方が好みですが。
目先を変えて踊ってもらいました。原曲はわP。
要するに、下ゆでした砂肝をポン酢で百年一晩つけ込むんですが、これがなかなか乙な箸休めになります。歌詞レシピを書いておきますので、お試し下さい。
1、す〜なずり ひ〜とくち サ〜イズに し〜といて(堅くて白い所はそぎ取っておきましょう。)
2、お〜さけと しょうがいれた お〜湯でよく ゆ〜がきます(ネギの青い所もあったら)
3、あげたらポン酢に漬け込んで(鷹の爪と生姜の千切りもおまじないに)
4、百年まったら そ〜れで できあがり はおちー!(普通の人は一晩にしておきましょう)
で。先日ちょっとちがったレシピを発見しました。「美味しい!」が好き:下町グルメ その1 東駒形「もつ焼き 稲垣」
もう1つ美味しかったのは、「砂肝のポン酢和え」
空揚げではなく、唐揚げ(粉がついている)だと思うのだけれど、揚げ立ての砂肝の衣がポン酢を吸っていて、そこに、大根おろしと人参のおろしと梅干ほんのちょっとだけれど、入っていて、美味しかった。(大根以外は私の推量)
ほほう、ふむふむ。
早速、作ってみました。
唐揚げ粉――は無いから、この際テンプラで良いか。
卵に小麦粉、冷水っと。
ジュージュージュー。
……
よし、こんなモンだろ。梅酢と大根おろしをのっけて、ネギを散らして。
どれどれ?
……ふむ。
…………ふむふむ。
ナルホドなるほど。
こごみのテンプラって、意外にイケルのね。お浸ししかしたこと無かったけど。
それと、椎茸は肉厚の方がテンプラは美味しいからむしろ安い中国産の方が――え?ナンの話だ?
いやだって、こんな箸休めだけのために油を引っ張り出すのもアレじゃないですか↑。もったないんで、ついでに晩餐に山菜を揚げてみました。
肝心な砂肝は、一晩漬けとくとポン酢を吸って、どうしても歯ごたえが柔らかくなるんですね。油で揚げると軽快な歯触りが残って、しかも油っこさが足されてなかなか良い肴になります。ビールに最高です。
そういや、今飲んでるビールがやたらと能書き多い非加熱でアロマホップがどうたらなビールな事に気がつきました。レビューしときましょう。