お江戸ねこ尽くし

T-3don2009-09-24

 追記 我らがちょちょんまげさんの素敵なブクマに反応して、「ママチャリ紀行」タグを「進め!曇天号」にします。どうもありがとう。
 

 終わってみるまで九月の連休をシルバーウィークと呼ぶことを知らなかったわたくしですが、皆様堪能致しましたか? 社会人になると夏休みとは形ばかりショボくお盆の前後休めるだけで連休の有り難みが骨身に染みますが、4連休程度の鼻くそみたいなお休みなら毎月あってもよくね
何と言っても、人は遊びをせんとて生まれけるのだし。
 と言う事で、人の本質を見つめ直し本源を取り戻す為、行ってきました江戸東京ねこづくし。モチロン曇天号で。

桜茶寮

 以前砂町銀座に行った折り脇を通り過ぎたので、今回は道順バッチリ。もっとも浅草で観光目的な人の渋滞に巻き込まれ、到着まで90分ほどかかりました。
 時間があればそこは浅草・両国、美味しそうな下町レストランでランチでも、と思っておりましたが、思ったより時間が押してましたので7階展望レストラン(と言っても和食)桜茶寮で先ずはお食事を。おりしもお昼時、順番待ちが10人以上。さて、これは忠告です。このお店、回転が速いのでチョット位並んでいても諦めずに待ちましょう。実際、私は15分ほどでテーブルに着けました(そしてオーダーして7・8分で到着)。
 ここは和食のお店。お弁当・定食と丼物がメインで、他にお蕎麦、甘味やお茶、お酒もあります。ま、きょうは曇天号だからアルコールはパス。注文は、ウナ丼と迷ったんですが、大体35パーセントの人がオーダーするであろう「お江戸弁当」1500円を。これワンランク上げて「桜弁当」にすれば茶碗蒸しと季節の甘味が付いてくるんですが、当然お値段もランクアップ。他に「深川飯」と「山吹飯」が人気のようです。お江戸を満喫したい人に。
 さて、「お江戸弁当」内容はこんな感じ。

 右奥のがんもどきだか真丈揚げだかが柚子の香りがほのかにして美味しかったです。オーダーの早さの割に揚げたて。
 景色の方は、残念ながらブログタイトルだったので未評価。窓際以外にもテーブルがあるので、景色を堪能したい人はその旨最初にお伝えした方が良いでしょう。

江戸東京博物館 御あんない

 お腹もくちくなった所でいざねこさんへ! 

江戸東京ねこづくし展


人々の住むところ、とりわけ都会は猫たちの居場所です。江戸東京において、猫は鼠狩り・愛玩動物をこえた存在でした。江戸では、武家・町民身分問わず猫を大切に扱っていました。
(中略)
都市・江戸東京の人と猫との関わりの軌跡をとおして、魅力的で豊かな猫の世界をご紹介します。


江戸東京博物館/江戸東京ねこづくし展

 常設展示室5階 第2企画展示室が本日の目的地。なお、観覧には常設展観覧料(一般:600円)が必要ですが、チケットは1・3階にしか売ってないので、直接5・6階に向かわないよう注意して下さい。
 さて、先ずは6階に上がってその他の雑魚常設展示物を。江戸東京博物館と言ったら、何と言っても細かいジオラマ

 お見事!……携帯写真だと、却って本物に見えますな。
 他にも古い車だとか色々と展示されていました。
 
 おお、曇天号のおじいちゃん発見! どうでも良いですが、このテレビ我が家にあった最初のTVにそっくりなんですが*1
 ねこ抜きでも、なかなか楽しかったです。

そして、ねこだらけ


 さてさて、やっと来ましたお江戸のねこさん。誘導の足跡が泣かせます。
 展示の構成は以下の通り。
  1江戸東京に生きるねこ
  2浮世絵のなかの猫たち
  3バケネコづくし
  4作家と猫
  5道具の中にねこ
 因みに5は

生活や仕事のなかで使う道具のなかには、「ネコ」の名前が付いている物、猫にまつわる物が意外に多く存在します。それらユニークな道具を展示します。

 まあ猫足とかです。それと、4で賢治の注文の多い料理店がやけに無造作に置いてあったんですが、どうして? どんぐりと山猫?でもあれ、山猫ねこじゃなくても成立する話じゃない?
 さあ前置きはこれ位で、カワイイ猫さんを紹介しましょう!――と言いたい所ですが、残念ながら展示内は撮影禁止。せめて売店のお土産をご紹介。
 
 残りはご自分の目で確かめて下さい。展示期間は9月27日(日)まで。今週末で最後!まだ間に合いますよ!!

*1:……いやね?なんか体験しようってコーナーに古い民家が再現してあって、「わー懐かしいなぁ」って見ていたら昭和10年頃の庶民の家を再現しました、とか書いてありやがってだから私は平成生まれだって言ってンだろ