書籍とマンガは食事と睡眠よりほんの少し重要。

 先週より何かのスイッチが入ったらしく古本屋巡りに熱が入る今日この頃。荷物腕に下げたまま4時間ほど「バキ」を立ち読みしていたら全身の筋肉が鉄みたいになりましたが、少しは強くなったんでしょうか。運動をしないことも運動なんですね。
 今日行った先は先週とは別のブックオフ。目的は天からの一撃―ダブルクロス・リプレイ・ストライク (富士見ドラゴン・ブック)の1巻。
 昨日、リプレイの品揃えが良い今時見上げた古本屋*1で根こそぎゲットした富士見ドラゴンブックの中にこのシリーズの2・3巻が入っていまして、実を言うとこの一巻は半年ほど前に見つけたものの400円の値札に購入に踏み切れず、今回は昨日の出会いを奇貨として半年間の因縁に幕を引こう、と言うことでもありました。
 むろん古本屋ですので売り切れる危険性(俗に言う秋葉の法則は正しいことの方が多いです)もあったんですが、あっさりゲット。しかも150円に値下げしていて完全勝利です。たまりません。他にも東海林さだおの丸かじりシリーズ2冊に谷川俊太郎詩ってなんだろう (ちくま文庫)を見つけ、なかなかの大漁に上機嫌で立ち読みしていたら、おやこんな所に直撃!人類滅亡超真相 (少年チャンピオン・コミックス)が。

直撃!人類滅亡超真相 (少年チャンピオン・コミックス)

直撃!人類滅亡超真相 (少年チャンピオン・コミックス)

 この本、存在は知っていたものの個人的に「バキ」と「学校怪談」くらいしか接点がないチャンピオンコミックから探し出せる気がしなくて、長年探してはいたものの半ばあきらめていたんです。それが、見つかる時にはこうもあっさりと。
 古本屋に行かない人には恐らく理解できないでしょうが、時として本の方からコッチにやってくる感覚を感じることがあります。私が本を探しているのではなく、本の方が私を選んでいる、そう錯覚する幸福な瞬間。
 これこそ古本屋の醍醐味ですよ。
 





 

*1:最近は富士見ドラゴンブックそのものを置かない店も……