昨日は啓蟄

T-3don2009-03-06

 昨日、出かけたついでに、良いお天気に誘われて河原を散歩していた時の折り。ふと違和感を覚えて立木の下に目をやると、突然地面がぼこっと隆起しまして。見ると、ぼこっ、ぼこっ、と土が断続的に吐き出されて、どうも地面からなにやら這い出てきそうな様子。
 と、ここで気がつきました。これぞまさにゴルファーの天敵モグラができる瞬間。生涯で目にしたのはこれで2度目です。
 もしやモグラ君にご挨拶できるかとしばらくジッと見守っていたんですが、流石に顔は見られませんでした。残念、本当にサングラスをかけているかどうか確かめたかったんですが。
 そういえば昨日は啓蟄。陽気に誘われ、土竜も思わず穴から這い出て来たのでしょう。もうすぐ、春ですね。へアックション!……失礼、花粉症なモノで。春なんか無くなればいいのに。

鯛の兜煮&鰤大根

 そんな訳でも何でもないですが、昨日大変良い鯛の尾頭だけが手に入ったので、昨日のうちに仕込みを。煮物は置いた方が美味しいですからね。今日の晩酌はめでたく鯛の兜煮と外しておいた鎌焼きです。ついでに、鰤のアラも入手して鰤大根も一緒に作ってみました。圧力鍋があれば下処理込みで小一時間です。う〜ん便利。大変だったのがウロコ剥ぎで、古い大根でごしごしやったんですが、いや飛び散る飛び散る。一応掃除したんですが今朝台所見たらあちこちにウロコがこびりついてました。流水で流しながら、鯛のようにウロコが堅い魚は鱗おろしで、剥いだほうがいいですよ皆様。
 ではレシピです。

  • 鯛と鰤の適当煮

 お魚が美味しい季節ですね。今日は家計に優しく(今回、大根代込み500円)、物ぐさに嬉しい適当なアラ料理をお教えします。魚を代えるだけで魚の数だけ無限にレパートリーが増える経済的レシピです。是非この機会に覚えていって下さい。
 ※材料
  魚のアラ
  大根
  調味料
  分量は適当で。

  1. 先ずは下ごしらえ。鯛の尾頭(だけ)と鰤のアラをザルに取り、熱湯をかけ回します。どちらが上か立場をハッキリさせましょう。鯛の鱗が気になる人は(たいていの人はそうだと思う)、この後適当に取って下さい。大根の切れ端で逆撫ですれば結構取れます。
  2. 圧力鍋に水(できれば昆布を一晩浸しておいて、昆布ごと煮込んで下さい。大根が美味しくなります。)を張って、酒・みりん・砂糖で適当に甘くします。政府の経済見込み程度の甘さでよいでしょう。
  3. 大根を適当に切って放り込みます。崩れても言い訳できるので大きめを推奨します。鰤のアラをぶち込みます。火を付けて、煮立ったら醤油で適当に味付けを。濃いめに付けるのがコツです。鯛は一番上に。取りやすい以上の意味はありません。あれば、生姜を薄切りして適当に散らして下さい。アクが浮かんできますが、悪を救うのは悪人なので、間違えず灰汁を掬って下さい。
  4. 煮ます。USA並に圧力かけて下さい。加熱・保温時間は適当に。


 完成! 人にお出しする時には木の芽か柚子を散らすと、相手が料理しない人間なら九分九厘ごまかせるでしょう。なお写真は載せません。見た目的に大失敗だったので。 
 

 今食べてみましたが、鰤と一緒に煮たのはやっぱり良くないですね。鯛の良さが全部抜け落ちてしまってます。鎌焼きは美味しかったですが。

レビュー シルクヱビス

 今飲んだビールが新商品な事に気付いたのでレビューを。
[rakuten:bigbossshibazaki:10000492:detail]

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 「絹のようななめらかな口当たり、上品な味わい」が売りのヱビスですが、まあそれはその通りです。口当たり良すぎて飲み応えがイマイチですが、多分それこそ商品コンセプトなのでしょう。
 白い缶から白濁酵母系のビールを連想しますが、至って普通のビール(ピルスナー)です、ご安心下さい。するするどこまでもいけそうな、飲みやすいビールですね。
 っていうか、もう無くなってやんの。これはでかい方の缶でのんだらあっと言う間にできあがりそう。
 ヱビスといえば飲み応えなので、そこに不満は残りますが、サッポロプレミアムの方がお好きな飲み口の優しいビール好きには、良いビールなのではないでしょうか。