祝!日本W杯2010出場決定!
今日(2009/06/07)ウズベキスタンに1−0で勝利した結果、日本は3位のバーレーンに勝ち点7差を付け、二試合を残して南アフリカW杯2010本戦へ、出場一番乗りを決めました。先ずは選手、及び岡ちゃんに。おめでとうございます!!!
…………最も。
今回は、振り分けられたのがぶっちゃけ楽勝も良い所のグループ1*1、しかも二位まで出場「決定」という楽々なレギュレーション。出場までは予定調和と言っていいです。
とは言え、チームの大黒柱(中田)が去りエース(高原・大久保)が不調、期待の若手(山瀬・田中・5輪世代)が今一つ伸び悩びしかも監督が倒れる、というマンガみたいな逆境も確かにあった訳で。流石はピンチヒッターをやらせたら右に出る者がいない七色インコ岡ちゃん采配*2です。何か、最後の最後で露骨なジャッジとか一発レッドとか退席処分とか、なにもそこまで無理くり盛り上げなくたっていいってば。
さて、今後の展開ですが。アジアの出場権は4.5。グループ上位2チームは自動的に出場決定で、三位になったチームはプレーオフに進出。そこで勝つと、オセアニア地区優勝チームと最後の0.5を争う事になります。オセアニア地区はお世辞にも強敵とは言えないですし、プレーオフは事実上の最終戦ですね。今のところ日本・オーストラリアのワンツーフィニッシュは決定しました。プレーオフには恐らく現在三位のバーレーンが進出するでしょう。ウズベキスタン・カタール共に勝ち点は4。バーレーンが7ですから予断は許さないと言えばそうですが。ただプレーオフの相手、グループ2の三位は今のところ何処になるか全く分からない、取り敢えずUAE以外のどこか、としか言えない超混戦状況で、こう言っちゃナンですがバーレーンだろうがカタールだろうが分が悪いと思います。なんせポロッと「韓国」なんて事もあり得ますから。個人的な勘では、北朝鮮がプレーオフに回ってくると思いますが。
さて、気が早いにも程がありますが、今回の予選を振り返って。
グループ2で韓国・北朝鮮が抜け出てきた場合、アジア代表は日本・韓国・北朝鮮・オーストラリア+中東の配分になります。現況、グループ2から中東2チームが抜け出ることはちょっと想定しがたいので、恐らく今回の予選は中東勢の凋落をハッキリと印象づける大会になるでしょう。
カタールにせよバーレーンにせよ、「素材」的には良いモノを感じます。この辺、中国やタイ、ベトナムが今一つ伸び悩んでいる事を考えればいつまでも東高西低で安穏としてはいられないでしょう。
でも今、NOW現状はハッキリ東高西低です。私は岡ちゃんのベスト4宣言を真に受けるほど初心ではありませんが、それでも欧州・南米のチームが日本・韓国を「草刈り場」扱いはもはやしないだろう、とは思っています。負けるハズはないが油断できない嫌な相手、位に評価されるのではないでしょうか。実際、W杯での戦績はそんな感じですし*3。では中東勢に関しては……?
思うに、カウンター一本槍の荒削りで精度に欠け、スタミナ面で頼りない中東のサッカーは、世界のサッカーの潮流に取り残されているのではないでしょうか。まあ、人のこと言ってる場合でもないですが。