残暑を吹き飛ばす梅つゆレシピ

T-3don2010-09-22

えー、毎年記録的とかゆって誤魔化していた気象庁がついに異常気象と認めた今年の夏もとっくに終わり暑さ寒さも彼岸までってとっくに彼岸入りしとるわ!太陽空気よめ!ってーか爆発しろ!いやするな!!と言う毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、この猛暑ですっかりやられた食欲を取り戻しつつ、冷蔵庫に蓄積しがちなソーメン冷や麦梅干しを効果的に消化するあっさり系レシピでお送りします。9月も終わろうというのに35度とか何なの?バカなの?

梅干しで作る梅つゆ

さて。梅干しと言ったら贈答用頂き物の定番ですが、朝ご飯は毎日おにぎりなの、とか言うご家庭でもなければ一回に使う量もたかがしれてますし、また贈答用の高級品はやたら大きかったり味が甘かったりでなかなか減らないのが実情ではないでしょうか。しかし敵は何しろ保存食。放っておくといつまでもいつまでもいつまでも冷蔵庫に堆積してその内2年物・3年物とビンテージ化しかねません。ってゆうか

ちょっと油断したらこんなですよ。おにぎり何個分?*1貰い物が多いので種類もバリエーション豊かですね。
そこで梅干しを効果的に消費する為、梅味の酸味が後を引くソーメンにぴったりな梅つゆを作ろうと思います。
因みに、今回使った梅干しはこれ位。

これで大体500ml位の梅づゆができます。

梅つゆレシピ

材料です。

  • 梅干し(梅干しなら何でも)
  • 鰹節
  • 昆布
  • 包丁
  • まな板
  • 味噌こし
  • 醤油・味醂
  • お水

さて、先ずはお出汁を引きます。この時、この糞暑い時に一々昆布から出汁なんて取ってられるか!とお思いの方はどうぞ遠慮無く和風出汁の素をお使い下さい。めんつゆでも可。
出汁をひいている間に、梅干しから果肉をこそげます。

この時、タネに果肉が大量に着いていても問題ありません。
果肉を包丁で叩きます。

一見、皮がごわごわして切りにくそうに見えますが、やってみたら簡単にペースト状になって愉快です。徹底的に叩いて下さい。
出汁に梅干しのタネを入れて、火にかけます。
ああ、出汁を引いた昆布・鰹節は取っといて下さいね。後でこれで一品作ります。

タネを菜箸で、あれば網でごろごろ言わせると果肉が取れてきます。そこに梅干しペースト投入。

味噌を溶くように、鍋に溶き入れます。火を調節し、沸騰しない程度に抑えて下さいね。
ここで醤油・味醂を加えて味を見ます。梅干しで充分味が出ていますからあくまで控えめに。ちょっとお酒を垂らすくらいでいいかもしれません。
ある程度火が通ったら、タネを取り出し、お鍋を漉したら梅つゆの完成です。

なお、ゲル状になった梅ペーストが大量に取れると思いますが、これも取っておきます。
で。
出し殻は、鰹節・煮干しは細かく叩いてフライパンで乾煎り昆布は一口大にカットしておきます。
お鍋に入れてひたひた位のお酒・味醂を入れ、醤油を一垂らし。火にかけて焦げ付かないようにふつふつ煮ます。お砂糖を入れるならこの時。
火が通ったら、梅の残りかすを投入。

写真では新たに梅干しを追加しました。
しゃもじでかき混ぜて、水気が無くなるまで煮ます。
ゴマを混ぜ、出来上がったのがコチラ。

お好みで砂糖等で甘くするのも良し。これ、真夏のごはんの友に最適ですよ。
 
何かもう、色々と出遅れ感ありありですが。梅つゆで残暑と在庫を吹き飛ばして、来るべき食欲の秋に備えましょう。以上、気が付くと0.1どんみつどんでした。

*1:個人的には大きめの梅漬けを刻んでごはんに混ぜ込むのが好き。