ホテル一乃館

あちこちにあるポスターの一例

 と、いう訳で無事帰還いたしました。どうやら無事更新出来ていたようで、いや上出来上出来。
 天気も良く、良い旅行でした。昨日は想定外の連泊で皆勤賞が途絶えてしまいましたが。これから写真等を整理して、ボチボチ追記したいと思います。

 今回泊まった宿は「ホテル一乃館」 創業大正9年の老舗で、ロビー中にアンティークや古ポスターで溢れていて、なかなか雰囲気あるホテル――と言うより旅館風ですが――でした。本物の薪ストーブが現役で稼働しているのも感動です。寒かったし。
 普通の部屋もあるようですが、我々総勢8名が泊まったのは離れ「白樺」。2階建てで、暖房が効いた広々とした部屋は、8人集まって夜通し乱痴気騒ぎ軽く宴席しても、実に快適に過ごせました。狭さは感じませんでしたね。2回にもトイレ・バス・シャワーに立派な洗面台があってまぁなんてお大尽な造り*1
 さて、肝心な食事です。正月連泊だったので参考にならないかもしれませんが、これがなかなかよかったです。鍋・陶板焼きから始まってお造り・八寸と最近旅館でよく見かける会席風なんですが、種類多いです。お肉は栃木和牛だし野菜も魚も鮮度良、ニジマス・鯉の洗いと名物料理もおいしかったですね。特筆すべきはお豆腐。水が良いと、いや違うものですねぇ。
 と言う訳で、ここの売りはなんといっても「名水」。名水百選に選ばれた「出流原弁天池湧水」が玄関脇で汲み放題。モチロン館内で給される水は全てこの名水、お風呂もこの水を沸かしたもの*2です。飲んでみましたが、今は冬なので直に飲むとほのかに温かいです*3。ホテルの前には件の出流原弁天池があり、近くにはわき水を利用した遊覧池あんど釣り堀が。鯉が場所によっては盛り上がるほどいますので、お麩を持って行くと*4エサを放り投げ「そおら食らえぃ……ムハハ、我先に殺到しおるわ。食らえ食らえ!ワシのおこぼれを貪るがよいわ!」と無駄に自我を肥大させることが出来ます。実に楽しいですよ
 上記の内容で、正月料金一泊15000円*5はかなりお安いんじゃないでしょうか。
 
 所で佐野と言ったらラーメンですが、お正月は結構休みなので、お好きな方は事前に確認した方が良いです。因みに、近所の行列で有名な名店「おぐら屋」*6は2日から営業でした。

*1:朝、給水管が凍結して水が一時出ませんでしたケド

*2:そのせいか時間帯によってはチョットぬるかったですが。

*3:館内ではポット入りの冷水や名水コーヒーを楽しめます。

*4:ホテル他で30〜200円位で買えます

*5:特別料金だったかも。家族の知り合いだそうなので。予約なさる際には料金のご確認を

*6:行った者によれば「……それほど?」だそうです。ああ、私じゃないですから。私はお土産の餃子を食べただけです。近所の珍来みたいでおいしかったですよ?